【神奈川】冬の技術景観|グランモール公園

冬になると、日本都心部はイルミネーションで彩られます

日本各地の公園や庭園、商業施設などが美しいイルミネーションで彩られます

クリスマスや年末年始という時期も相まってロマンチックな景観が広がります

美しいもの風景を求めて街には観光客とカップル、家族連れが溢れます

MACHI

今回は都市を彩る重要な要素についての「あかり」についてみていくよ

青色の景観

冬といったらイルミネーションというぐらい、日本の都心部を彩る冬の代表的な風景です

特に「あかり」が都市の景観を大きく左右します

2010年辺りからは、日本の冬夜景は青色に染まるように

2014年のノーベル賞受賞で記憶に新しい青色LED(発光ダイオード)の開発は日本の景観を大きく変えました

MaChi

みなとみらいのグランモール公園でも青のイルミネーションが輝いてるよ。都市を個性づける大きな景観要素になってるね

青色LEDは1990年に発明

青色LED1990年辺りに発明、実用レベルになったのは1995年辺りだそうです

以降、目新しさからか、かなりのスピードで日本のイルミネーションが青化しています。

実際に日本の都市景観に青色LEDが現れ始めたのは2000年辺りだよ。今では当たり前の景観だけど割と新しい景観だね。

他の発光ダイオードの発行時期はどうなのだろうか

調べてみると、1960年辺り1970年辺りに開発されているようです

青は開発開始自体は1960年から開発開始し1990年に開発完了なので、開発に30年近くかかったことに

青は他の発光ダイオードと比較して開発が困難だそうです

また青色LED、赤色LED、緑LEDと異なり白色光含めあらゆる色が作り出せるようで実用範囲が広いため重宝されているそうです

青の発光ダイオードを大量に使っている建築物といえば

東京スカイツリーです

MaChi

スカイツリーのライトアップもオールLEDであり
「粋」と「雅」の2種類のライトアップで異なるLEDが使用されているよ


青色LED開発さればかりなのにあれだけ、明るいLEDで、江戸紫と青を実現していることに驚きです

まさに最新技術が都市のランドマーク・景観として映し出されている一例です

あかりの歴史と都市景観

ちょうちんやガス灯、街灯など、あかりの発明は都市景観を大きく変えたと言えます

調べると、あかりは四世代あると言われているそう

調べると、あかりは四世代あると言われているそう調べると、あかりは四世代あると言われているそう

・ 第一世代(紀元前):ろうそく

・ 第二世代(19世紀):白熱電球

・ 第三世代(20世紀):蛍光灯 

・ 第四世代:LED

MaChi

これだけ「あかり」の選択肢があるのだから、都市空間も豊かになりそうだけど、残念ながら実際はそうはなっていません

1970年代以降、都市計画や建築設計において、夜景を美しく照らし出す手法が研究されるようになり、夜景の美しさを追求する文化が生まれました。

現在では、都市の明かりと夜景は、都市の魅力を高める重要な要素として位置付けられています。都市景観において、明かりの役割はますます重要になっています。

明かりと地域性

エコで火事が起こりにくいLEDが選ばれるのは当然なんでしょうけど、、

明かりと地域性

明かりは多様化が進んでいる一方、都市景観は均質化しているような印象も受けます

明かりと地域性の関係には、その地域独自の文化や歴史、気候などが反映されることがあります。

たとえば、北欧地域では極地の冬の長さに対応して、家庭や街灯などが明るく照らされることが多く、夏の長い日中には必要ないため暗くなります。

また、中東地域ではイスラム教の教えに従い、モスクや宮殿などの建物には独特のイスラム様式の明かりが取り入れられています。

さらに、地域によっては、地域の特産品や風土などを象徴するようなライトアップが行われることもあります。

たとえば、日本の北海道では、氷点下になる冬の間、灯篭や木々を彩るライトアップが行われ、冬の北海道らしい幻想的な風景を作り出します。

また、日本の夏祭りでは、提灯や屋台の明かりが祭りの雰囲気を盛り上げます。

地域性が反映された明かりは、その地域の魅力を表す重要な要素となっています。

MiChi

北欧、中東、アジアでも明かりは地域を特徴づける重要な要素になっているよ

技術の進化により良い一面も、地域性が失われつつつあのは寂しい気がします


この日本全国の青景観化は一過的なものなのか、それとも今後も寒い景観は続くのか、今後のイルミネーションの進化に期待! ですね

まとめ

まとめ

・ 青色の景観は比較的新しい景観

・ 技術の発展が都市景観を大きく変えてきた

・ あかりの歴史は大きく分けて4世代ある

グランモール公園へのアクセス

今回紹介したグランモール公園は、みなとみらい駅からすぐの位置にあります

比較的新しく開発されている地域なので、おしゃれなオフィス建築、店舗が立ち並びます

神奈川大学とか、資生堂、村田製作所のビルから、ショッピングモールまで次々様々な建物が建てられている絶賛開発中の地域です

近年はロープウェー計画されているそうです 今後の更なる発展に期待ですね

グランモール公園はゆとりある空間で、そこそこ賑わっており、昼間も歩いていて気持ちがいい公園です

公園というよりは、文化施設、商業施設に囲われた幅が広い道みたいな感じですが、

春や夏には、子供達の水遊びで賑わっています

グランモール公園のイルミネーションを見ることができるのは冬限定になりますのでご注意を

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